強度: ★★★★★☆☆☆☆☆
BB2のジャンルシリーズ(House)の第1弾です。FEELCYCLEといえばHouse、FEELCYCLEのメインディッシュといえばBB2ということで、それはもう濃厚なプログラムになっています。
2012年リリースのプログラム。グラミー賞を4年間連続で受賞している世界的アーティスト、レニー・クラヴィッツの”Superlove”を世界的アーティスト、アヴィーチーがリミックスした”Superlove(Avicii vs. Lenny Kravitz)、スウェディッシュ・ハウス・マフィアの全米6位のヒット曲”Don't You Worry Child (Radio Edit) [feat. John Martin]”、ダフト・パンクの代表曲”One More Time”などハウスの曲を選曲。
このプログラムの特徴は、リズムチェンジが多いことですね。1曲の中で漕ぐスピードを変えることで、飽きさせないようになっています。また、1曲1曲がフォーカスする部位がけっこうしっかり決まっていて、プッシュアップをひたすらする、プッシュ&プルで脚を苛め抜く、脚をとにかく爆速で回して汗をしっかりかく、という具合です。
あと、1曲目の最後に謎のストレッチがあるのと、9曲目の爆速スプリントが終わって安心しきった後にくる絶望の10曲目(1曲丸々P3DTで完全なる初見殺し)というところも、このプログラムの味わい深いところです。
強度は古いプログラムにしては低すぎず、BB2を代表する名作プログラムだと思います。レッスンの提供がかなり少な目な印象なので、更にレア度が増しているプログラムだと思います。自店で提供された時にはぜひトライしてみてください!
セットリスト&コリオ
1. Superlove (Avicii vs. Lenny Kravitz) - Avicii & Lenny Kravitz
1曲目から足の回転数に緩急をつけるリズムチェンジがたくさんでてきます。
P2リズムで始まり、P2DT、P2リズムというリズムチェンジを経て、4カウントプッシュアップ、4カウントエルボーダウンと進みます。サビ直前でP2DTになり、サビで脚が速いまま4カウントプッシュアップ、4カウントエルボーダウンです。
ここまでやったらスローダウンして休憩です。
歌詞が入ってくる2コーラス目はP2スタンディングから始まります。P3リズムになり、4カウントプッシュアップ、4カウントエルボーダウン、座ってP2リズム、サビ前にP2DT、サビで4カウントプッシュアップ、4カウントエルボーダウンです。
スローダウンして最後は謎の上半身ストレッチP2リズムです。けっこう1曲目から濃厚ですね。
立有
2. Kernkraft 400 (Original Radio Edit) - Zombie Nation
2曲目もリズムチェンジ系です。
P2スタンディングで始まり、トルクアップしてリズムチェンジ(ハーフタイム)、P2スタンディングリズムに戻り、P3リズム、8カウントバックトゥーアップ、トルクアップしてリズムチェンジ(ハーフタイム)、P3リズム、4カウントバックトゥーアップ、2カウントバックトゥーアップという感じで、とにかくリズムチェンジが多い印象の曲です。
立有
3. Don't You Worry Child [feat. John Martin] - Swedish House Mafia
3曲目らしいスプリント曲ですが、オールシッティングです。とにかく脚を速く回していい汗かきましょう。
P2DTで始まり、4カウントエルボーダウン、エルボーダウンキープ、サビで32カウントP2RUN、32カウントP1RUNです。
2コーラス目もP2DTからの2カウントエルボーダウン、4カウントエルボーダウン、エルボーダウンキープ、サビで32カウントP2RUN、32カウントP1RUNです。
4. Waste Love (feat. Quadron) - Kaskade
トルクアゲアゲ系です。
曲が始まってすぐにP3サイサイになり、P3リズム、ここからどんどんトルクアップして、座ってP2プッシュアンドプル、P2スタンディング、P3リズムに戻り、8カウントバックトゥーアップ、4カウントバックトゥーアップ、2カウントバックトゥーアップです。
座って休憩した後、P2スタンディングでアイソレーション(手を腰の後ろに回すワンハンド、右手と左手でそれぞれ)、P2スタンディングリズム、P3サイサイでフィニッシュです。
立有
5. The Signal - BertycoX
ひたすらプッシュアップ祭りです。右腕や左腕にそれぞれ体重をかける「プッシュアップライト&レフト」や、8カウントのうち2カウントずつ使って3段階に下がっていき最後の2カウントでアップする「プッシュアップ3ダウン1アップ」がでてきます。この1曲でかなり腕に使用感があると思います。
P2スタンディングで始まり、P3へ。4カウントプッシュアップ、2カウントプッシュアップをやります。
P3リズムに戻り、4カウントプッシュアップ、2カウントプッシュアップライト&レフト、2ライト2レフトをやります。
ここで座らせてもらえて休憩です。
再びP2リズムに戻り、座ったまま4カウントプッシュアップ、プッシュアップ3ダウン1アップ、P2スタンディング、P3リズム、4カウントプッシュアップ、2カウントプッシュアップ、プッシュアップ3ダウン1アップ、4カウントプッシュアップ、プッシュアップ3ダウン1アップです。
立有
6. Can't Stop Me - Afrojack & Shermanology
オールシッティングです。このプログラムは7曲目がダンベルなので、この6曲目が他のプログラムでいう7曲目(スプリント系)に該当します。
P2DTで始まり、サビで8カウントスタンディングファスト、32カウントP2RUNです。
P2DTに戻り、2カウントエルボーダウンライト&レフト、2カウントエルボーダウン2ライト&2レフト、4カウントスタンディングファスト、32カウントP1RUNです。
立有 P2SF
7. Take Over Control [feat. Eva Simons] - Afrojack
ダンベルタイムです。動きは基本的なものばかりです。
4カウントチェストプレス、4カウントフライ、4カウントショルダープレス、ショルダープレスアップアップダウンダウン、2カウントフライ、2カウントチェストプレスです。
休憩を挟み、4カウントシェイクライト&レフト、2カウントシェイクライト&レフト、シングルカウントシェイクライト&レフトです。
8. One More Time - Daft Punk
ここからはインストラクターが鬼軍曹と化しますので、無理せずついていきましょう。この曲では何回「トルクアップ!」指示が出るのでしょうか。曲は誰もが聴いたことがあるであろうダフトパンクの名曲です。
P2リズム、「トルクアップ!」、プッシュアンドプル、「トルクアップ!」、P2スタンディング、「トルクアップ!」、P3リズム、「トルクアップ!」、8カウントバックトゥーアップ、「トルクアップ!」、4カウントバックトゥーアップ、という具合に、コリオが変わる度にトルクアップ指示がでます。
後半もP3リズム、「トルクアップ!」、座ってP2プッシュアンドプル(この間にひたすら「トルクアップ!」)、P2スタンディングでアイソレーション、P3で体を低くしてアイソレーション、P3リズムへ。ここまでインストラクターの指示に真面目に従ってトルクアップした方は、鬼のように重くなっているハズです。その状態で、8カウントバックトゥーアップ、4カウントバックトゥーアップ、2カウントバックトゥーアップ、バック&プッシュアップでフィニッシュです。
立有
9. Sandstorm - Darude
ラスト1曲を彷彿とさせる超スプリント曲です。ここで全ての力を振り絞ってしまうと、大いなる罠が仕掛けられていますので要注意です。
爆速P2DTで始まり、2カウントプッシュアップ&エルボーダウンのコンビネーション、32カウントP3RUNです。ようやくここでP3RUN登場ですね。
2コーラス目はP2プッシュアンドプルで始まり、トルクダウンダウンダウン…の指示のもと爆速P2DTへ。2カウントプッシュアップ&エルボーダウンのコンビネーション、2プッシュ2エルボー、ラストは32カウントP3RUN、16カウントP2RUN、16カウントP1RUNでフィニッシュです。
立有 P3RUN
10. Children of Africa (Instrumental) - Symphony of Science
9曲目の激しさを漕ぎきって達成感や抜け殻感を味わっている初見の方を絶望のどん底へ突き落とす10曲目です。なんと1曲丸ごとP3DTです。この曲は上半身のストレッチも兼ねていて、最後は手を合わせて胸の前でBreathe Outで終わります。
立有 P3DT